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Geo Index

日本語クエリでAIが引用するサイトの傾向

著者: Geo Index 編集部 更新日: 2026/10/8 約4分で読めます
目次

日本語クエリでAIが引用しやすいサイトはどこか

Ahrefsが自社ツールBrand Radarで日本語クエリの引用元を集計したところ、5つのAI面を通算してYouTubeが引用1位(約331万件)、日本語版Wikipedia(約97万件)、Google(約90万件)が続きました(Google AI Mode/AI Overviews/ChatGPT/Perplexity/Copilot、2025年12月〜2026年3月31日。Web担, 2026、Ahrefs調べ)。自社ドメインだけでなく、AIがよく引用している外部の場所も露出先の候補になります。これが、その地図です。

引用元の上位に何が並ぶか

動画、百科、プレスリリース、日本語ブログ。この4つが、日本語AIの主要な引用元です。英語圏の一般論では出てこない、日本のプラットフォーム名で語れるところに、この調査の価値があります。

YouTubeが総合1位、約331万件です。日本語クエリでも、結局いちばん参照されているのは動画でした。背景として、YouTubeの自動生成字幕のように、AIが読めるテキストが大量にあることを挙げる分析もあります(note / Piftee)。字幕の正確さは、整えておいて損のない点です。

ChatGPTではPR TIMESが約9.5万件で2位に入りました。AIがプレスリリースを公式情報として扱う傾向があると報告されています(Web担, 2026)。つまり、新サービスや調査結果を発信するときはプレスリリースを出しておくとChatGPT引用に効く可能性があるでしょう。note.comも4つのAIで上位に登場しました。日本語のストック型記事プラットフォームは強いようです。ちなみにChatGPTでは、Amebloもトップ級に入っています(同調査)。

動画や百科の引用が多い理由は、この調査からは分かりません。なお、ここで挙げた順位はあくまで調査時点のものです。固定の正解として読まないでください。

ここから何が言えるか

日本語のAI引用は、owned(自社サイト)だけで戦う場ではありません。earned(PR TIMES等)とプラットフォーム(YouTube・note)を合わせた三層で露出を設計するほうが合理的です。

たとえば調査結果を出すなら、自社サイトの記事に加えてPR TIMESにもリリースを出します。解説コンテンツなら、記事とYouTube動画の両方を用意し、動画の字幕を正確に整えます。地道な作業で、効いたかどうかは計測して確かめます。プレスリリースがChatGPTで2位に入る日本の状況は、英語圏の一般論だけを見ていると気づきにくい点です。

プレスリリースがなぜAIに公式情報として読まれるのかは、PR TIMESがChatGPTに引用される理由で詳しく扱っています。ただし、ここで挙げた順位は半年単位で大きく入れ替わります。引用元が固定でない前提は、日本のAI引用元は半年で激変で確かめてください。

この引用元の地図は媒体報道経由(Ahrefs調べ)であり、時点が変われば順位も動きます。自社が今どのAIにどれだけ引用されているかを継続して見たい場合は、最新のLLM最適化の計測の考え方も参考になります。

参考文献

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