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GA4でAI検索からの流入を計測する方法

著者: Geo Index 編集部 更新日: 2026/8/13 約8分で読めます 閲覧数: 40
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GA4でAI検索からの流入を計測するには

2026年5月13日、GoogleはGA4のデフォルトチャネルグループに「AI Assistant」チャネルを追加しました。設定は不要で、対象のAIプラットフォームからの流入は自動でこのチャネルに分類されます(Digital Applied, 2026)。まずはこのネイティブ機能から見るのが、2026年6月時点の最短ルートになります。

まずネイティブのAI Assistantチャネルを確認する

「集客」→「トラフィック獲得」を開き、デフォルトチャネルグループに「AI Assistant」が出ているかを確認してください。これだけで主要なAI流入の大枠は見えます。

ただし対象は限られています。ライブのドキュメントに載っているのはChatGPT、Gemini、Deepseek、Copilot、Grokの5つで、ClaudeとPerplexityは含まれていません。Perplexityは引き続きperplexity.ai / referralのリファラル扱いのままです(AIVO, 2026)。加えて、この自動分類は前方適用のみで、2026年5月13日より前のアクセスは遡及的に再分類されません。そのため、過去データを含めて見たい場合や、ClaudeをはじめAI Assistantチャネルに含まれない面を捕捉したい場合は、以下の手動設定が引き続き必要になります。

手動でカスタムチャネルを作る手順

  1. GA4の「集客」→「トラフィック獲得」を開き、セッションのソース/メディアを表示します。
  2. ディメンションでchatgpt.comperplexity.aiなどAI面のホスト名を絞り込みます。
  3. 管理画面の「チャネルグループ」でカスタムチャネルを作り、該当のソースを「AI参照」などの名前で束ねます。ネイティブのAI Assistantチャネルでは拾えないClaude・Perplexityをここに含めます。
  4. UTMが付かない流入を拾うため、参照元(referrer)ベースの抽出も併用します。

なお、ChatGPTは2025年6月から、回答内のリンクにutm_source=chatgpt.comを付け始めました。OpenAIは公式FAQで、この付与によってGoogle Analyticsなどでの流入計測ができると説明しています(OpenAI Publishers and Developers FAQ)。

Direct/(none)に紛れる分の扱い

AI Assistantチャネルができても、この問題はまだ解消していません。AI流入の推定60〜70%は参照元情報を持たずに届き、Direct/(none)に分類されてしまいます(Digital Applied, 2026)。背景には、モバイルアプリ内ブラウザでの閲覧、コピー&ペーストでのアクセス、ChatGPT Atlasのようなブラウザ仕様などが絡んでいるようです。

たとえば無料版ChatGPTでは、回答本文のインラインリンクから参照元が外されるため、クリックしてもDirect扱いになりがちです。一方で出典リンクにはUTMが付くと報告されています(Seer Interactive, 2026)。AEO監査の集計でも、AI流入の少なからぬ割合がDirectに誤って帰属すると指摘されています(AuthorityTech, 2026)。

つまりGA4の数字は、AI Assistantチャネルを含めても下限と考えたほうがよいでしょう。Direct/(none)の急な増加や、特定ランディングページへの直接流入の伸びを、AI流入の間接的なサインとして併読してください。

つまずきやすい点

GA4の自動分類を過信すると、ClaudeとPerplexityの流入を見落としかねません。AI AssistantチャネルがすべてのAIを拾うわけではないからです。また、AI Overviewsの流入は今もOrganic Searchに含まれたままで、AI経由かどうかはここからは判別できません。

もう1つ注意したいのが、出力側(AIが何を答えたか)の計測との混同です。GA4で分かるのは、AIの回答を見た人がリンクを踏んでサイトに来た分だけで、回答の中で自社が引用されたかどうかは別の手段でしか測れません。ここを混同したまま施策を語る記事も見かけますが、それは別の指標の話なので注意してください。

計測の数字はモデル更新でも動くため、四半期ごとに基準を取り直し、傾向で読むのが現実的でしょう。なぜ引用先が入れ替わるのかは引用ドリフトの仕組みに、変動を前提にした2026年の運用全体は2026年最新のLLM最適化にまとめています。流入の先にある引用率まで測りたい方は、Geo Indexの無料体験でAI可視性・引用率の分析を試せます(限定ベータ)。

参考文献