ChatGPTに引用されるには
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ChatGPTに引用されるには
前提は一つで、検索用クローラーOAI-SearchBotをrobots.txtで拒否しないことです。これを拒否すると、その時点でChatGPT検索の回答候補から外れてしまいます。
OpenAIのクローラーは4種類ある
OpenAIはGPTBot、OAI-SearchBot、ChatGPT-User、OAI-AdsBotをrobots.txtで個別に制御できます。OpenAI公式では、GPTBotはモデル学習用、OAI-SearchBotはChatGPT検索表示用と説明されています。ChatGPT-Userは対話中にユーザーがURLを読ませたときの取得用、OAI-AdsBotは広告として出稿されたページの安全性確認用です。
役割が違うので、対応も分けたほうがいいでしょう。たとえばGPTBotだけ拒否すれば、学習には使わせずに検索表示は維持できます。「AIクローラーは全部ブロック」という雑な運用は、学習拒否のつもりが検索流入まで切ってしまうので避けてください。8種類のクローラー全体の整理はAIクローラー一覧にまとめています。
ChatGPT検索はBingの結果をかなり引き継ぐ
AuthorityTechが紹介するWhyIQの調査では、ChatGPTの引用とBing上位10件の重複率は87%でした。ほぼそのまま、と言っていい数字です。
そのため、Bing Webmaster Toolsにサイトを登録し、インデックス状況を見ておく価値はここにあります。Bingに乗っていなければ、ChatGPT検索にも乗りにくいでしょう。なお、同じ調査によると、ChatGPTは引用するソースの数自体は絞り込む一方、1ページあたりの引用の深さは大きいそうです。
引かれやすい文章の形
AirOpsの分析では、ChatGPTに引用されたURLの約80%が箇条書きなどのリストを1つ以上含み、質問形式の見出しやFAQがあるページは構造のないページの2.8倍引用されていました(AirOpsのChatGPT構造分析)。いずれも相関ですが、問いへの直答を見出し直下に置く書き方はこの傾向に合わせたものです。FAQ形式の作り方はFAQ形式がAIに強い理由にまとめています。
一方で、第三者からの言及も見ておく必要があります。トロント大学の比較監査では、GPT-4oがearned media(第三者の報道や言及)を約57%引用していました。つまり、自社サイトを整えるのは半分の仕事で、業界メディアやニュースに取り上げられる露出まで合わせて考える話になります。
ChatGPTで取れても他では取れない
ただし、AuthorityTechの同じ調査では、AI間の引用重複はわずか11%でした。ChatGPTで引用されても、ClaudeやPerplexityでは別のページが選ばれている可能性のほうが高いということです。Claudeに引用されるにはとPerplexityに引用されるにはも合わせて見ておくと、抜けが減ります。
Geo Indexでは、OAI-SearchBotを含む8種類のクローラーのアクセスを分離して計測できます。ChatGPTでの引用状況も、モデル名と取得時刻つきで追えます。